蔵王山脈のふもとにて
玉浦南部生産組合がある宮城県岩沼市東部地域は、かつて市内有数の農業生産地として知られていました。
良質な米づくりに適した土壌と気候に恵まれ、施設野菜、とりわけきゅうりの栽培も盛んに行われてきました。
この地域では、専業農家・兼業農家を問わず、農業が暮らしに深く根づき、人々の日常とともに畑や田んぼがありました。
しかし、東日本大震災はこの地域の姿を一変させました。
津波により生活に密着していた畑は流され、住民の多くが移転を余儀なくされました。その結果、広大な農地だけがこの地に残り、維持管理が困難な状況に陥りました。
現在では、農業者の約9割が作業を委託する形となり、農業の担い手不足が深刻化しています。

さらに、危険区域の指定により居住人口が減少し、人材確保は一層難しくなりました。
高齢化の進行、世帯分離の加速、青年層の農業への関心低下など、農業存続に関わる課題が重なり合っています。
失われた畑を、もう一度ゼロから開墾し、農業を再生していく――それは決して容易な道ではありません。
玉浦南部生産組合は、こうした状況の中で地域農地を未来へつなぐために設立されました。大規模農地の集約化や計画的な作付け、機械化・省力化を進めながら、安定した農業生産体制の構築に取り組んでいます。同時に、地域農業の再生を「生産」だけで終わらせず、雇用や人のつながり、次世代へとつながる農業のかたちを模索しています。
この土地に再び笑顔を取り戻すために。
玉浦南部生産組合は、
地域とともに歩みながら
新しい農業の未来を育て続けています。
ここで生まれる一つひとつの体験が、かけがえのない「家族の思い出」となり、
「子どもの生きる力」となって実を結びます。
思い出のアルバムに、太陽のような笑顔を咲かせましょう。
新規就農
玉浦南部生産組合では農業をやってみたい方を応援します。
農業者の大多数が高齢化し、担い手が不足している中、農用地の維持が問題になっています。
玉浦南部も地震後「危険区域」とされ、移転していった人も多く、担い手の人員確保が困難になりました。
新規就農を希望される方には、施設や機械のリースを始め、
農業に参入しやすくなる応援をいたします。
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