#01 ファイブ・ア・デイの運動概要
健康のために、「一日に野菜を3サービング以上、
果物を2サービング以上を摂りましょう」という運動のこと。
1サービングは、握りこぶし大の量をさします。
葉野菜なら1カップ、
生または調理された果物・野菜なら1/2カップが目安です。

朝食
  野菜とハムのサンドイッチ 1皿分
りんごとツナのサラダ(りんごは1/2個) 0.5皿分(100g)
牛乳  
昼食
  キャベツたっぷり焼きそば  1皿分
フルーツ盛り合わせ(バナナ・オレンジ・イチゴ) 70g
おやつ
  野菜入りクッキー 0.5皿分
パンプキンプリン 0.5皿分
夕食
  サーモンフライの人参・ブロッコリー添え 1皿分
牛しゃぶとトマトのサラダ 0.5皿分
ごはん  
豆腐とワカメの味噌汁  
夜食
  フルーツ入りシリアル(好きな果物) 30g

↑上記はファイブ・ア・デイ案内より。休みの日のメニューだそうです。



■アメリカで成功。生活習慣病の死亡率も減少

「ファイブ・ア・デイ」とは、1991年に米国の公的機関である
PBH(農作物健康推進基金)と
NCI(米国がん研究所)が協力して始めた、
ガン予防を目指した国民健康推進運動です。

当時、米国では、死因のトップであるがん防止のため、
食習慣の改善に国を挙げて取り組んでいました。

そこで、毎日の生活で必要な野菜量を分かりやすく示そうと、この運動が生まれたのです。
その認知度は1991年当時はわずか8%でしたが、 10年間で50%に上昇
国民に「野菜が必要」だという認識が浸透したのです。

それに伴い米国人の野菜摂取量は確実に増え、
今や日本人の1人あたりの野菜摂取量を上回っています。

現在米国をはじめ、
メキシコ、イギリス、ノルウェー、スェーデン、デンマーク、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、オランダ、ドイツ、フランス、スペイン、ハンガリー、ギリシアなど 世界約30カ国で推進されています。

日本でも、米国立がん研究所の後押しを得て、
ドールの食育プログラムのもとに3万5,000以上の流通業者・店舗が参加しました。


■その裏にある米国の保険事情

米国では健康保険は基本的に民間で、
低所得者や高齢者に対して最低限の面倒を見るのみです。

そして、総人口の15%前後が低収入のために保険に加入できていません
さらに、医療費も高く、救急車も有料で通常で数万円かかります。

うかつに病気にもなれず、
生活習慣病の予防などは米国の低所得層にとって死活問題
になっているのです。


米国と比較すると保険制度が充実している日本では、
健康保険に対する背景が全く違うため、
やれ「アメリカに野菜摂取量を抜かれた」と、焦って普及運動のやり方を真似るのは
うまいやり方ではないようです。


■様々なスーパーで実施

イオンでは、
「みなさまの健康づくりを支援していくことが豊かで平和な社会づくりに大きく寄与する」
という信念をもち、5ADAY運動を他に先駆けて2001年6月よりスタートさせました。
ブランドとしてアレンジした「イオンのファイブ・ア・デイ」を掲げて食育活動を行っています。

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参考文献
農経新聞 / 5 a day