#08 日本の食卓はハイコスト・ハイリスク
■フードマイレージ「食料なんて、こんな狭い国でつくらなくったっていいじゃないか」
「世界中から買ってきたらいいじゃないか」
これまでの日本の考えは、その経済力が支えてきました。
しかし、中国などの振興経済国の台等で
日本の購買力が低下しています。
しかし、低下しているといっても、
無理して高い金を払えば手に入るわけです。
ということは、
お金持ちと貧乏人の間に
「食事格差」
が生まれるということですね。
フードマイレージという言葉があります。
農林水産省による2001年の試算食料の輸入量と、
輸入相手国との距離を乗じた数値のことです。
日本は先進国の中で、抜きん出ています。
それだけ、食料を遠い国からかき集めているのです。
チームマイナス6%で減らしたCO2なんて、
こんな輸送機が撒き散らす分の、ほんの、ほんのわずかな割合でしょう。
輸入小麦のパン1斤で、
クールビズ2日分のCO2削減量が台無しになるそうで。
環境大国を目指すのなら、
日本の食卓も見直さなきゃならないでしょう。
■輸入で蓄積されているもの
食料はゴミや排泄物となり、
窒素として土壌や地下水に蓄積されます。
こうして、日本の農地には
毎年受け入れ限界の2倍の窒素が流入しています。
べジフルのマイスター講座で習いましたね。
窒素化合物の硝酸塩は、
乳幼児の酸素欠乏症や消化器系のガンの原因となりうる、と。
現在、日本の乳幼児の窒素の摂取量は、
世界保健機関の定める許容摂取量の2倍以上です。
外国から飼料を輸入しても
それで育てた日本の家畜はおいしくないと聞きました。
家畜の肉は正直なんですね。
そしてそれらが出した糞も、
やはり肥料として日本の土地には合わないそうで、
産業廃棄物になるそうです。
だったら糞を輸入元に返したらどうですか?農水省。
アメリカさん、怒るやろうな〜。
冗談はさておき。
食料の海外依存度の高さは、
今後の日本の食卓に影響を与えます。
これまでの食生活を見直さなければ
取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。
マ○ドナルドに行ってはいけない
吉○家に行ってはいけない
などとは言いません。
ただ、ちょっと高いけど、
国内生産物でつくられたものに
関心を向けてみたらいかがでしょう。
我が家では、生鮮品は必ず、
加工品もできるだけ
「国産」と書かれたものを買っています。
味噌、納豆などは一般のものより少し値が張りますが
これで少しでも日本の農家が利益を得るなら…
と考えれば、
アメリカ大豆・アメリカ小麦原料のものには手を出せません。
最近は「国産」がブランド化しており、
見分けがつきやすくなっていますよ。
(2007.9.8)
参考
農林水産省HP/農経新聞/週刊ダイヤモンド2007/7/21号
農林水産省HP/農経新聞/週刊ダイヤモンド2007/7/21号


